こんにちは、かつのぶ@katsunobvです。
- 本をたくさん読むことにどんなメリットがあるの?
- 本をたくさん読む方法が知りたい!
- 読書を習慣化させるコツは?
こういった人の悩みを解決できる記事になっています。
記事の内容
- 読書をする人の割合について
- 読書の効果・メリットについて
- 読書効果を高める方法を解説
- 読書を習慣化させるコツを紹介
- 読書方法が学べるおすすめ本を紹介
学生の頃「本をたくさん読みなさい!」と親や先生から言われたことがありますよね。
私の場合、社会人になっても上司から言われたことがあります。
なぜ、本をたくさん読むことを勧めてくるのか、疑問に思ったことが一度はあるはずです。
その疑問を解決するために、本記事ではたくさん読書をすることの効果やメリットをまとめました。
ただし、適当にたくさん本を読んでも、読書効果を十分に受け取ることができません。
せっかく読書をするのであれば、読書時間を有意義な時間にしたいですよね。
なので、読書の効果を高める方法についても詳しく紹介します。
そのほかにも、読書が苦手な人や習慣化できない人に向けて、読書を習慣化させるコツも解説しています。
この記事を読むことで、読書をたくさん読む効果が分かり、すぐにでも本が読みたくなるはずです。
これから一緒に、読書を楽しみましょう!
読書をする人の割合について
読書の効果やメリットを紹介する前に、お伝えしたいことがあります。
「前置きはいいから、早く効果やメリットが知りたい!」という人は、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
それは、「大半の人が読書習慣を身に付けられていない」ということです。
文化庁が2018年度に行った「国語に関する世論調査」では、全国の16歳以上の男女を対象に、1ヶ月あたりの読書量がまとめられています。
そこでは、1ヶ月に2冊以下の人が80%を占めていることが示されています。
そのうち約半数以上は、1冊も読まないという結果でした。
つまり、読書習慣を身につけることで、上位20%に入り込むことができるのです。
周りと差を付けたい人は、読書習慣を身に付けることをおすすめします。
本をたくさん読む効果・メリットについて
それでは、本をたくさん読む効果・メリットは以下の通りたくさんあります。
今回は「たくさん読書をすること」に関連した効果・メリットを解説します。
- 国語力の向上
- ストレスの減少
- 知識の向上
- 無駄時間の削減
- 安価で楽しい
- 安定した睡眠ができる
- お金持ちになれる可能性が高まる
その他の効果やメリットを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>読書から得られるメリット13選 | 読書の効果が生活や社会で役に立つのか詳しく解説!
国語力(読解力)の向上
読書による効果として、「国語力(読解力)の向上」が挙げられます。
ここでは、「国語力(読解力)」を「語彙力や文章構成力、行間を正しく読める力」と定義します。
理由は、2つあります。
1つ目は、OECD(経済協力開発機構)が行なった「国語力(読解力)」に関する分析結果で、「読書量が多い生徒ほど、読解力の得点が高い傾向」がわかったからですね。
国際的に、読書と国語力には深い関係性があると考えられています。
2つ目は、私の経験からですね。
とにかく読書をしまくる友人がいます。
朝学校に来てから家に帰るまでの間、スキマ時間はほぼすべて読書に捧げているくらいの読書家です。
そんな彼は、学校のテストで数学・英語・理科・社会は平均以下くらいでしたが、国語だけは90点以上で常に学年トップでした。
そんな経験から、読書と国語力には強い関係があるとずっと感じていますね。
以上のことから、読書習慣を身に付けることが、国語力(読解力)アップにつながるということです。
今後、AIの進歩によって、様々な仕事が奪われると言われています。
そんな中でも、国語力(読解力)はAIが踏み込みにくい領域で、長い間生きてくるスキルだと思いますので、強化して損はないですよ!
ストレスの減少
リバプール大学の論文「The Benefits of Reading for Pleasure(喜びのための読書の利点)」で、読書にはストレス減少効果があることがまとめられています。
その効果はなんと、「友人知人とのおしゃべり」に比べ「読書」の方が、36%もストレス軽減効果が高いそうです。
意外ですよね。
静かな環境で自分の世界に入り込んだ方が、ストレス軽減には良いということなんだと思います。
その他にも、1日6分間だけでも読書をすることで、ストレスを68%軽減できるという報告もありますね。
毎日ストレスを感じている人は、騙されたと思って読書を初めて見ましょう。
知識が増える
これは本のジャンルにもよりますが、本からはいろいろな知識を学ぶことが出来ます。
「いやいや、ネット検索の方が早くてたくさんの情報が入手できるけど」
こういった反論がありますが、本の場合「正しい知識」を身につけることができます。
誰もが経験あると思いますが、ネットで調べたことは「その場限りの知ったかぶり知識」になりませんか?
また、ネットの情報は信憑性が低いものも多々あります。
本の場合は、専門家にて執筆されたものを出版社にて校閲されるため、正しい知識のみがまとまっています。
また、正しい知識を論理的にまとめてあるため、読んだ内容をしっかり記憶できますね。
睡眠の質の向上
読書には、睡眠の質を40%以上も高める効果があるのをご存知でしょうか?
リバプール大学が成人男性4164人に対して行なった調査で明らかになったそうです。
特に、読書中に寝落ちするのが非常に効果的だそうですよ。
睡眠の質を向上させることで、すっきりと目覚めることができ、その日1日パワフルに活動できるようになります。
その結果、勉強や仕事の質が向上し、どんどん成果を出せるようになる「理想のサイクル」を実現できますよ。
無駄時間の削減
「読書で無駄時間削減なんて・・・」と思っている方必見。
確かに、読書行為そのものに無駄時間削減効果はあまりありません。
ただ、普段読書をしていない人が、読書習慣を身に付けようとする場合、1日の時間スケジュールを見直すことになります。
そのその見直しの結果、無駄時間の削減が可能になります。
「いやいや、読書以外でも同じでは?」と思われている方もいると思います。
が、「すぐに」、「短時間で」、「メリットたくさん」な読書だからこそ効果的なのです。
騙されたと思って一度見直してみて下さい。
どれだけ、無駄な時間を過ごしているかが視覚的に分かりますよ。
無駄時間を有効的な時間に使って、日々の生活のグレードアップを行いましょう!
お金持ちになれる可能性が高まる
いろいろな企業が読書と年収について調査をしていて、それらのほとんどが「読書量が増えると年収が増える」という結果を出しています。
2009年の日経新聞の調査によると、月の本購入金額に対する年収は次の通りです。
- 月の本購入金額の平均2910円:年収800万円以上
- 月の本購入金額の平均2557円:年収400~800万円
- 月の本購入金額の平均1914円:400万円未満
また、「Business Management Degree」では、富裕層と年収300万円前後の層について、次のとおり発表しています。
- 88%が1日30分以上ビジネス書などを読む(「年収300万前後層」は2%)
- 86%が読書家である(「年収300万前後層」は26%)
- 63%が移動時間にオーディオブックを聴いている(「年収300万前後層」は5%)
さらには、雑誌「プレジデント」2012年4月30日号にて、「高収入の人は、本の内容を話せる相手がいる」と記載していました。
これらの関係から、読書量が増えることで年収アップ(お金持ち)につながることがわかると思います。
もっと詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
こちらもCHECK
-
読書好きな成功者から見る読書術 。 読書量と年収の関係とは
続きを見る
読書効果を高める方法について
読書の効果を高める方法は以下の通りです。
読書の効果を高める方法
- 読書の目的を意識する
- 気になった箇所についてのメモを取る
- 同じ本を何度も読む
- 異なるジャンルの複数の本を同時に読む
読書の目的を意識する
読書前に自分が何について学びたいのかといった目的を意識しておくと、読書時の効果を高めることができます。
特に、ビジネス系や自己啓発本を読む時に意識したいですね。
「小説を読むのに目的なんてないよ」と思うかもしれませんが、楽しむことが目的で小説を読んでいるはずです。
楽しむためには、登場人物や人間関係など本の内容をしっかりと覚えておく必要がありますよね。
目的がなければ、ただ文字を追いかける作業で、読んだ内容がほとんど頭に残りません。
そのため、なんでも良いので読書をするときに目的意識を持つようにしましょう。
気になった箇所についてメモを取る
読書中気になった内容については、メモを取りましょう。
メモを取るといっても、本に書いてある内容をそのまま写すのではなく、簡単に自分なりにまとめ直してみてください。
まとめるのは難しい作業で、本文をしっかり読み込んでいないとできないはずです。
つまり、まとめることを意識して読書することで、本の内容としっかり向き合えるので、読書によって得られるメリットを十分に高められますよ。
まとめに慣れた人は、その内容を家族や友達に説明してみましょう!
実際にやってみると、まとめた内容が相手に伝わらないことがあります。
そんな時はもう一度本を読み直し、内容をまとめ直すことで、より本の内容をしっかり脳に刻むことができますよ。
同じ本を何度も読む
同じ本を読むと、1度目では気づかない筆者の意図がなんとなく分かるようになってきます。
すると、深く意図を汲み取る力、つまり読解力が身に付きます。
また、何度も読むことで、文章表現を覚えることができるため、より文章力を向上させることができます。
同じ本を読むときのコツは、一からすべて読み返さずに、1回目に読んだときに気になった箇所のみ読むようにしましょう!
異なるジャンルで複数の本を同時に読む
よく、2〜4冊の本を並行して読むべきと言われます。
これは、読書の集中力を上げるために非常に効果的。
同じ本を読んでいると、よっぽど面白くない限り飽きが来ます。
そうなると、読書することが嫌になり、気づいたときには読書をやめてますよね。
異なるジャンルの本を並行して読むことで、集中力を切らさずに読書を続けられるため、読書のメリットを十分に体に刻めますよ。
読書を習慣化させるコツ5つ紹介
読書習慣を身に付けるのは非常に時間がかかります。
私の場合は、半年ほどかかりました。
私が読書習慣を身に付けるために実践した内容について、効果のあった5つを紹介します。
詳細は、以下の記事でまとめていますのでぜひご覧ください。
こちらもCHECK
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読書を習慣化できない理由と習慣化させる方法を実体験を元に詳しく解説!
続きを見る
読書習慣を身に付けるコツは以下の5つです。
- 複数の本を並行して読む
- 昼休憩、寝る前などで読書時間を作る
- 中古本を買う
- 本の内容を覚えようとようとしない
- 小説から読む
ここで上げたコツは、ほとんど「今すぐ」に「低コスト」で取り組める内容ですので、ぜひ実践してみてください。
もっと効果的な方法はないの?
そんな人には、オーディオブック(=聞く読書)がおすすめです。
「文字を読んでいると寝てしまう人」や「移動時間を読書時間に使いたい人」にとっては、最高の読書ツールと言えます。
オーディオブックのサービスはいろいろな会社が提供していますが、現時点では、Amazonが運営する「Audible」と株式会社オトバンクが運営する「audiobook」という2つのサービスが人気ですね。
今回は、その2つのサービスについて、紹介します。
Audible(オーディブル)
Audible(オーディブル)は、Amazonが運営しているアプリで、月額1,500円で12万冊の本が聞き放題です。
取り扱っているジャンルが30種類以上と非常に幅広く本が読めるのが魅力ですね。
また、比較的新しい本も読み放題の対象になることがありますので要チェックです。
もっともっとメリットがあるのですが、この記事で語り尽くせないため、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
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Audible(オーディブル)とは?初心者にも分かりやすく解説!
続きを見る
audiobook
audiobookには、主なサービスが2種類あります。
Audibleと比べ、読める本の数は減りますが、月額料金が半額で済むので初心者におすすめです。
- 「聴き放題プラン」 :月額750円で約1万冊を聴き放題
- 「月額プラン」 :月額550〜33,000円で、その分本を購入可能(約4万冊)
読書方法を体系的に学べる本を紹介
もっと体系的に読書方法について学びたいという方向けに、おすすめ本を4冊紹介します。
インプット・アウトプットが10倍になる読書の方程式
読む力 最新スキル大全
早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚! 」読書法
自己肯定感を上げる OUTPUT読書術
最後に:本を買う余裕がない人向けの対処法
「本のメリットとたくさん読む方法は分かったけど、本を買うお金がそんなにありません!!」
そんな悩みを解決するオススメ方法は2つです。
図書館を利用する
図書館は、誰もが利用したことがあると思いますが、本を無料で借りることが出来ます。
借りれる期間は約2週間、借りれる本の数は5〜10冊くらいです。(機関や、冊数は場所によって異なります。)
図書館内は、読書に集中できる環境が整っているのもポイント高いですね!
買った本を売る
購入した本を売り、そのお金で本を購入するというサイクルを回すことで、たくさん本を読めます。
オススメは、半年以内に販売された本やベストセラーなどを売ることです。
売るときもフリマアプリを利用することで、定価の2〜3割で購入することが出来ますよ。
今回は、以上です!