こんにちは、かつのぶ@katsunobvです!
- 本を読んでも内容が頭に入らない
- 本の内容を頭に叩き込むコツが知りたい!
こういった人の悩みを解決できる記事になっています!
記事の内容
- 本の内容が頭に入らない2つの理由について
- 本の内容を頭に叩き込む4つのコツについて
- どうしても頭に内容が入らない時の対処法について
せっかく時間をかけて本を読んでも、内容が頭に入ってこない・記憶に残らないと読書のモチベーションが下がりますよね。
この記事を読むことで、本の内容が頭にしっかりインプットされ、脳に記憶できるようになります。
その結果、読書がどんどん楽しくなり、たくさん本が読めるようになりますよ。
目次
本の内容が頭に入らない2つの理由
本の内容を覚えていないのは普通である
本の内容が頭に入らない理由を説明する前に、「本の内容を忘れてしまうのは普通のことである」ということを説明します。
神経科学者の「ロナルド・ディヴィス」と脳科学者の「イ・チョン」がそれぞれ行った研究によると、人間の脳には記憶を削除する機能が元々備わっているとのことです。
つまり、本の内容を覚えようと読んだところで、そのほとんどを忘れてしまうのは「必然」であるということになりますね。
「なんで、本の内容を覚えられている人がいるの?」
こういった疑問が出てくると思います。
その疑問に対しての回答は、主に以下の2つが考えられますね。
- 興味のある本を読んでいるため
- 本を読む目的が明確なため
それぞれ詳しく解説しますね。
興味のある本を読んでいるため
脳は、興味があることに取り組むとき、ドーパミンと呼ばれる神経伝達物質が分泌します。
記憶を高めるためにはドーパミンが必要不可欠なのですが、興味があることをする場合は分泌量が増えるとのことです。
そのため、興味がある本を読むと内容をある程度覚えられるということになります。
本を読む目的が明確なため
本を読む目的が明確な場合も、本の内容を覚えられるようになります。
目的があることで、本の内容のどこに注目すれば良いか分かり、本のポイントを抑えられるからですね。
自分が今なぜ本を読む必要があるのか、しっかりと意識することが非常に大切です。
本の内容を頭に残す4つのコツ
それでは、本の内容を脳にしっかりと記憶させるための読書のコツを4つ紹介します。
恐らく今まで実践したことのない読み方ばかりだと思いますので、少しずつ実践してみてください。
そして、読んだ内容を忘れないように紙にメモして、いつも目に入る場所に貼っておくことをおすすめします。
【大前提】興味のある本を読む
コツを紹介する前に、大前提として、今あなたが興味を持っている内容の本を読むようにしてください。
例えば、野球に興味があるのであれば、野球の小説・元野球選手の自叙伝・野球の歴史本などですね。
興味がない本を読むのであれば、読んだ内容はほとんど忘れてしまうことを頭に入れておき、忘れたことを気にしないようにしましょう。
前談が長くなりましたが、さっそく本の内容を頭に残すコツを紹介します。
そのコツは以下の4つです。
- 全体をパラパラ読み
- 目次をしっかりと読む
- 気になった箇所を3回読む
- ツッコミながら読む
1つずつ詳しく解説しますね。
全体をパラパラ読み
まず本を読み始める前に、パラパラと本全体をめくって眺めてみてください。
全体的に本にどんなことが書いてあるのか、確認する作業ですね。
パラパラと本をめくっている中で、目に止まった内容や興味のある内容について、付箋やマーカーなどで印をつけておきましょう。
作業時間は5〜10分くらいで良いです。
ポイントは、ざっくりと何が書かれていて、自分がその本の中でどこに惹かれているのかを確かめることです。
本をしっかり・ガッツリ読むのはまだ我慢してくださいね。
目次をしっかりと読む
次に、目次をしっかりと読み込んでください。
目次は、本の要約になるため、どんなことが書いてあるのか把握することができます。
パラパラ読みで気になった箇所と合わせて、目次で読みたい箇所をまとめておきましょう。
気になった箇所を3回読む
パラパラ読みと目次で気になった箇所について、3回読みましょう。
3回読む流れは、次の通りに行うと良いですよ。
読んでいる時に、「興味ないかも」と思えば途中で読むのをやめても良いです。
- 1度目は、ざっくり全体読み
- 2度目は、気になった箇所をざっくり読み返し
- 3度目は、特に気になった箇所をしっかり読み
3回も同じ箇所を読むと、その本で自分が読みたい・読むべき箇所とそうではない箇所をはっきりと分けることができますよ。
3回目も読んだ内容であれば、自分が興味ある内容ということになるため、ドーパミンがしっかりと分泌され、本の内容が頭に入れやすくなります。
ツッコミながら読む
3回読んだ後、さらに本に書かれていることに対してツッコミを入れてみましょう。
「なんで?」、「どうして?」とツッコむことで、脳をしっかりと働かせることができるため、本の内容が記憶に残りやすくなりますよ。
その後、ツッコんだことについて調べて、ノートに手書きでまとめましょう。
この一連の作業をすることで、本の内容をしっかりと頭に叩き込むことが可能になりますよ!
【補足1】読書環境を整えることも大切
本の内容をしっかりと覚えておくための読書のコツを紹介しましたが、読書環境を整えることも非常に大切です。
理由は、脳に記憶を定着させるためには集中力が必要だからですね。
なかなか本の内容が覚えられない人は、読書をしている周りにスマホとかパソコンとか漫画を置いていませんか?
それらが手の届く場所にあると、無意識に集中できない状態になるそうです。
読書しながら何か他のことをしている状態、つまり「マルチタスク状態」だと記憶力が低下すると報告されています。
そのため、読書以外のことができない環境を構築することが必要不可欠なのです。
どのように環境構築をすれば良いかは、以下の記事が参考になるためぜひ読んでみてください。
>>読書に集中するための環境構築について【まず環境を整えよう】
【補足2】音読はあまり効果ない
音読は、短期的な記憶には効果的ですが、長期記憶にしたい場合あまり効果がないと報告されています。
音読をしている方がいれば、今すぐやめて「黙読」に切り替えましょう。
音読は、読書効率も低下するため、いろいろな意味で避けたい読書方法ですね。
どうしても頭に入らない場合の対処法
上記の内容を実践しても頭に本の内容が入らない場合は、オーディオブックで本を聞きながら、本の文章を目で追ってみましょう。
自分で音読すると効果は薄いですが、他人の朗読を聞くと覚えやすいという研究結果もあります。
オーディオブックは、Amazonが提供している「Audible(オーディブル)」がおすすめです。
Audibleは、本の内容を頭に入れやすくなる効果の他に、読書効率を高めてくれるコツなど、たくさんのメリットがありますよ。
月額1,500円かかりますが、12万冊の本が読み放題なので、月2冊以上本を読む方には非常にお得です。
30日間の無料お試し期間があるため、気軽に始められるのもポイントですね。
お試し期間中、自分には合わないと思えばいつでも退会可能ですよ。
さらに詳しい内容については、以下の記事を参考にしてください。
>>Audible(オーディブル)とは?をまるっと解決!初心者に分かりやすく解説します
>>【2022年度最新】オーディオブックおすすめ小説30選!読み放題の中から選出!
>>オーディオブックの4つの効果を詳しく解説!無料で始める方法も紹介!
今回は、以上です。