こんにちは、かつのぶ@katsunobvです!
- 読書量が増えれば、国語力は上がるの?
- 読書量を増やすことのメリットは?
- 読書時間が確保できない場合、どうすればいいの?
こういった人の悩みを解決できる記事になっています!
読書量を増やすことで国語力は向上します。
ただし、やみくもに本を読みまくればいいわけではありません。
本を読んでいるときや読み終わった後の行動が、国語力アップの鍵を握っています。
そこで、この記事では以下の内容について、ご紹介します。
- 読書量と国語力の関係
- 国語力アップのための効果的な読書方法
- 読書量が年収アップにもつながる理由
- 読書量を増やすメリット
- 読書時間を確保する方法
目次
読書量を増やすことが国語力アップにつながる
読書量と国語力の関係について、さまざまな研究結果が報告されています。
例えば、「Benesse(ベネッセ)」がまとめた資料によると、「学力が低いグループ」で読書量が多い子供は、読書量が少ない子供より、3.2ポイント偏差値を伸ばしています。
また、「学力が高いグループ」では、1.7ポイント偏差値が高いです。
では、なぜ読書量が増えることで、国語力が向上するのかについて、深掘りして解説したいと思います。
そもそも国語力とは、「語彙」や「知識」、「論理的思考」、「読解力」などのことを言います。
読書量が増えることで、たくさんの語彙、知らない知識に巡り合います。
また、正しい言葉使いで論理的に記述された文章が、どんどん頭にインプットされます。
そのため、読書量が増えることで国語力が向上します。
普段からネットサーフィンやゲームをすることが多い子と比べると、その差が顕著に現れるはずです。
ただし、インプットだけでは、大きく国語力を向上させることが難しいとされています。
その理由と国語力を向上させる方法について、次章で解説します。
闇雲にたくさんの本を読むだけでは、学力はアップしない
平成21年度に文部科学省の研究で、以下のことが報告されています。
- 平日読書時間と学力は比例しない
- 読書好きな子ほど、学力が高い
- 読書時間は10〜60分とし、読書の質を高める必要がある
つまり、国語力をアップさせるためには、読書時間を決め、学力を伸ばすための効果的な方法で読書をする必要があります。
その効果的な方法は、以下の通りです。
- 読んだ内容について自分なりの考えをまとめる
- 親や友達と本の内容について意見交換をする
- 読んだ本の内容を実践する
読んだ内容について自分なりの考えをまとめる
本を読んでいる途中や読んだ後に、読んだ本の感想や書評を読書ノートにまとめたり、読書メーターなどのアプリで記録したりしましょう。
こうすることで、物事について常に考える習慣がつき、思考能力の向上が見込めます。
慣れるうちは、一言、二言くらいの記録でも良いと思います。
おすすめは、読書中にメモをする方法です。
章または段落ごとに読んで、そこで感じたことをまとめてみてください。
親や友達と本の内容について意見交換をする
本の内容についてまとめた後は、親や友達と本についてどう思ったか、意見交換をしてみましょう。
周りの意見や感想を聞くことで、自分の考えだけに縛られない柔軟な思考力を身に付けることにつながります。
意見交換時の注意点は、「相手の意見を否定しないこと」や「自分の思いを押し付けないこと」です。
お互いの意見を尊重し合いながら、楽しく読書の話をしましょう。
読んだ本の内容を実践する
ビジネス本や自己啓発本などを読んだ際は、本に書かれていることを実践しましょう。
例えば、「夢をかなえるゾウ」という本の中に、「募金をしましょう」と記載があります。
実際に、読んだその日以降で買い物をしたときに、お釣りが出たら募金をしてみるのです。
このようにすぐに実践することで、書かれていることの意味を肌で感じることができるようになります。
また、行動に移すことで、脳へ読んだことの内容が定着しやすいです。
本1冊の中で、1、2個できそうなことを決めて、行動に移すようにしましょう。
読書量が増えると将来年収も高くなる傾向もある
読書量が増えることで、なんと年収が高くなると言われています。
スペースXのCEO「イーロン・マスク」やマイクロソフト創業者「ビル・ゲイツ」などの成功者たちは、大量の本を読む読書家だそうです。
その理由については、以下の記事を参考にしてください。
>>本を読むだけでは「成功者」になれません。読書好きな成功者から見る読書術
読書量が増えることによるメリット
読書量が増えることによるメリットはたくさんあります。
- 語彙、知識、文章力が身に付く
- コミュニケーション能力が身に付く
- さまざまなアイデアを得られる
- 失敗のリスクを軽減できる
詳しいことは、以下の記事をご覧ください。
>>読書から得られるメリット13選 | 読書の効果が生活や社会で役に立つのか詳しく解説!
ただし、たくさん読めばいいという訳ではなく、効果を得やすい方法を試しつつ、本をたくさん読んでみてください。
読書量を増やす具体的な方法4選
学生の場合、勉強や部活動、習い事などでなかなか読書時間を取れないと思います。
それだけ忙しくても読書量を確保することができる方法を4つ紹介します。
- 電子書籍を利用する
- 要約サイトを利用する
- つまみ読みをする
- オーディオブックを利用する
電子書籍を利用する
電子書籍を使用することで、読書時間を確保できます。
最近では、スマホのアプリで電子書籍を読むことが当たり前の世の中になっています。
例えば、Kindleアプリや楽天Koboなどです。
本を持ち歩くのが面倒で、暇なときにスマホをいじってしまうことあると思いますが、電子書籍であればその暇な時を利用して読書ができてしまうのです。
アプリなので、購入した電子書籍をインストールしておけば、ネットに繋がってなくても読書ができます。
また、AmazonのKindle Unlimitedというサービスを使用すれば、月額980円で200万冊が読み放題。
詳しくは、以下の記事もご覧になってみてください。
>>【完全網羅】Kindle Unlimitedとは?メリット・デメリット、使い方、解約方法などすべて解説
要約サイトを利用する
読書量を増やすためには、本を早く読む必要があります。
本を早く読むためには、あらかじめざっくりと中身が分かっていればいいですよね。
そういった人のために、本の要約を閲覧できるサービスがあります。
それは、「flier(フライヤー)」と呼ばれるサービスです。
「10分で読める要約」を売りにしており、要約全てを閲覧するためには有料会員になる必要があります。
しかし、無料会員でもちょっとした要約は見ることができます。
こういったサービスを利用して、本を読む前にざっくり内容を把握しておけば、読むスピードはガッツリ早くなること間違いなしです。
つまみ読みをする
もう一つ早く本を読む方法として、「つまみ読み」があります。
これは、本をはじめから読むのではなく、目次を見て今読みたい・興味ある箇所だけを読む方法です。(※小説等の物語は除く)
というのも、本を1から読むのが効率的ではないからです。
本の内容は自分の知らないことは約30%と言われています。
例えば、100ページの本を100分で読んだとします。
1から本を読んだ場合、すでに自分が知っていることに70分もの時間をかけてしまうことになる訳で、時間を無駄に消費してしまいます。
自分がどんな目的を持って本を読むのか意識し、つまみ読みで読書量を増やしていきましょう。
オーディオブックを利用する
オーディオブックとは「聞く読書」のことです。
ナレーターや声優が音読した音声を耳で聞くサービスのことです。
両手をフリーにすることができるため、電車通勤で座れない時や自転車通勤時に非常に役に立ちます。
オーディオブックは、Amazonが提供する「Audible(オーディブル)」というサービスが有名ですね。
私も通勤で往復1時間かかるため、利用しており、非常に重宝しています。
月額1500円かかり、聴き放題のサービスではありません。
初めは1ヶ月の無料お試し期間があるため、とりあえず試してみてはいかがでしょうか。
詳細を知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
>>Audible(オーディブル)とは?初心者に分かりやすく解説します
今回は、以上です。