こんにちは、かつのぶ@katsunobvです!
- 小説を読んでる途中でつまらないと感じても、最後まで読まないとダメ?
- そもそもつまらない小説ってどんな小説?
- 最後まで読むかは、どのくらいまで読んで判断すればいいの?
こういった人の悩みを解決できる記事になっています!
本記事の内容
- つまらない小説を途中やめにしても良い理由
- つまらない小説の特徴について
- 本のやめ時について
話題性や友達からの紹介などの理由で本を買ったけど、読んでる途中で「本がつまらない、読むのしんどいな…」と思ったことありませんか?
私は何度か経験があります。
そんな時、最後まで本を頑張って読んでいませんか?
私は、読んでいて「つまらない」と感じたら読むのを途中やめにしても良いと思っています。
理由は3つあるのですが、後ほど詳しく解説します。
この記事を読むことで、つまらない小説について自分なりの定義ができると思います。
そして、その定義を元につまらない小説を途中でバッサリ切ることができるようになるため、より良い本に出会う確率が上昇することでしょう。
目次
つまらない小説を途中やめにしてもしても良い理由
つまらないと感じた小説に出会ったときに、途中やめにしても良い理由は、3つあります。
⒈時間がもったい無い
つまらないと感じる本を最後まで頑張って読むのは、単純に読む時間がもったいないですよね。
それなら、途中やめにして他の本を読み始めた方が良いはず。
本は一生をかけても読みきれないほど、たくさん世の中に出回っています。
1つの本にこだわるのでなく、いろんな本を読んでみることが大切ではないかと思っています。
⒉何も得るものがない
良い小説に出会うと、その読んだ人の人生に影響を与えてくれます。
たとえば、動物嫌いな人が動物系の小説で感動し動物好きになったり、小説のどんでん返しで興奮しストレス発散になったりなど、いろいろな効果が発揮されます。
しかし、つまらない小説を最後まで頑張って読んだところで、最終的に何も得るものがありません。
ただ、つまらない時間を過ごしたという記憶だけが残ってしまいます。
⒊読書自体が嫌いになる可能性がある
上の話の続きになりますが、小説を読んでもつまらなかったという記憶が残ると、他の小説を読もうとする気持ちが薄れてきますよね。
「どうせまた、つまらない小話だったらどうしよう…」と考えている内に、気づけば読書嫌いになっているパターンも少なくありません。
以上3つの理由から、読んでいる小説がつまらないと感じたら、途中やめにしても良いと考えています。
ただ、「せっかくお金を出して本を買っているから、最後まで読まないともったい無い!」と反論があると思いますが、
「時は金なり」ということわざ通り、時間を一番大切にしましょう。
何度も言いますが、つまらないと感じたら読むのをやめるべきです!
つまらない小説あるある
次に、貴重な時間を無駄にしないために、つまらないとされる小説のあるあるを7つ紹介します。
これらを意識して読書をすると、無駄な読書時間が減り、有意義な読書をすることができるようになると思います。
ただし、人によって判断基準は異なるので、「共感する内容」・「共感しない内容」それぞれあるでしょう。
自分が「確かに!」と感じたことについて、今後小説を読む時の判断材料にしてみてください。
⒈説明がくどい
例えば、小説の前半に物語の概要や主人公の性格や過去などを詳しく書いておくことは、読者に対して必要ですが、その前半中にまた同じ話を繰り返していると、くどさ・しつこさを感じます。
人間しつこくされると、相手に対して嫌悪感を抱いてしまうものです。
なので、同じ話をするときは、読者が忘れたくらいに差し込むと良いでしょう。
物語の中盤終わりや後半開始くらいがベストだと思っています。
⒉先の展開を予想できる
先の展開が予想できてしまうと、ワクワク感が薄れ、読む気がなくなってしまいますよね。
ただ正直、最近では似た設定やストーリーの作品もそこそこ存在するので、予想を裏切らせることは難しいと思います。
なので、せめて結末くらいは予想を裏切る展開にしてほしいと思っています。
⒊主人公が成長しない
小説は、非日常を味わうことができると言われています。
なぜかというと、主人公に自分を重ねて読んでいるからですね。
「自分だったらこの敵と戦えないな…」とか「もっと素直に気持ち伝えようよ!」とか、主人公の言動や行動に対して、ツッコミをしている時ありますよね。
そのため、主人公が物語を通して成長できていないと、「なに、コイツ…」と冷めてしまいます。
例えば、恋愛系でよくあるのが、以下のパターン。
- 好きなことがいるけど、仲良くなく告白できない
- なんやかんやあって、友達になる
- 修学旅行や学園祭などで仲を深める
- 仲良くなるけど、結局告白できない
「おい!」ってなりませんか。
読者は主人公に自分を重ねているという意識を持って、作品を作り上げてほしいものです。
⒋登場人物が多すぎる
登場人物が多すぎる小説は、つまらなくなる可能性が高いです。
理由は単純に、本を読みながら頭で登場人物を整理するのが難しいからですね。
小説のボリュームや小説の内容によっては、10人以上の登場人物が出てくることがあります。
こういった場合でも、面白い小説は主要人物だけをじっくりまとめているため、読みやすいです。
どうしても多くの人を登場させたいのであれば、本書に人物相関図を添付してほしいものです。
⒌登場人物の名前が覚えにくい
キャラに特徴をつけようとして、「夢姫(ぴんく)」とか「赤輝(るびー)」など、普通では読めない名前を付けている小説ありますよね。
読んでるときに、頭の中で「こいつの読み方なんだっけ…」と考えるため、読書のテンポがめっちゃ悪くなります。
それが続くと、もうつまらないし、読むのがしんどくなりますよね。
「元気(げんき)」とか「愛(あい)」などわかりやすい名前で良いかと思います。
⒍テンポが悪い
テンポが悪い小説は、個人的につまらない小説の1番の特徴だと思っています。
たとえば、以下のような内容。
- 登場人物たちの無駄な会話が多い
- 物語中盤になっても問題が何も起きない
- めっちゃ難しい言葉を多用する
- 強引な展開
テンポが悪いと、読む気がなくなり睡魔に襲われ、読まなくなってしまいます。
読者に気持ちよく読んでもらうために、アップダウンのあるテンポを心がけるほしいですね。
⒎なんか好きじゃないと感じる
たまに「この小説なんか好きじゃないな」と感じることがあります。
明確な理由はないけど、小説作家の会話やたとえ話、背景描写が自分に合わないことがありますよね。
たとえば、普段ラフな言葉遣いの人が、硬い言葉遣いの小説を読むなどですね。
1冊では自分に合う合わないはわからないと思うので、何冊か同じ作家の本を読んで、自分の感性に合う作品を見つけましょう。
本のやめ時について
さいごに、本のやめ時についてですが、個人的には3割ほど読んで判断します。
3割も読めば、起承転結で言うところの「承」くらいまでは進んでいるので、大体の話の内容がわかってきます。
そして、今後どんなストーリーが展開されるのか考え、結果つまらなそうに感じたら読むのをやめていますね。
どうしようか迷ったら、その本を読んだ人のレビューを確認するようにしています。
そして、評価が良さそうであれば続きを読んでみる感じです。
(私の場合、目についた本を適当に買うため、あらかじめレビューは見てません。)
本もいろいろで、半分くらい「起」が続くものやいきなり「結」から始まるものなどあります。
なので、いろんな本を読んで、自分なりの判断基準を作るのが一番良いと思います。
個人的におすすめな小説を以下の記事でまとめていますので、本を探している方はぜひ参考にしてみてください。
>>【2022年】読書初心者でも簡単に読める、おすすめ小説100選【ジャンル別】
今回は、以上です。